2020 March

 

 
 
 
私がパリに行った80年代後半はパリコレでコムデギャルソンやヨージ・ヤマモト、イッセイ・ミヤケが話題になっていた時代、あれから30年以上たっても未だに衰える事のないヨージ・ヤマモトのクリエイティヴィティ・・・。ヨージ・フリークの友人が最近購入したというワンピースに私のコレクションのサンプルを合わせて。黒がこれほど軽やかに見えるのはそのカッティングの素晴らしさによるもの。

 

 

 
 
久しぶりに訪れた奥志賀、連なる山々をリフトやゴンドラを乗り継いでスキーで渡る醍醐味は志賀高原ならでは。ご一緒させて頂いた方と美しい山をバックに滑る映像をCDROMに編集、思い出の写真とお礼状を添えてお送りする。最近はメールで済ませてしまうことが多いけれど、便箋やカードを選ぶ楽しみや静かに手紙を書く時間も大切にしたいもの。

 

 

 
 
イタリアから来日中の友人に桜の枝をプレゼント。母の作品のお雛様のハガキをアクリルの額に入れ、いつぞやご一緒した軽井沢のお店の焼酎の陶器を花器に。滞在が長いのでアパルトマンのお部屋で少しずつ咲く桜を愛でつつ日本の春を楽しんで頂けたら・・・。

 

 

 
 
 
ノンアルコールになってから甘いモノを少しずつ頂くようになった不思議、クルミが大好きな私に友人から素敵なプレゼント。黒糖を絡めてきな粉をまぶした和菓子のような胡桃、モザイクのようにキャラメルで包み込んだヌガーのようなクルミ。どちらも可愛らしくナッツの美肌効果も期待できそうな素敵なおやつ。

 

 

 
 
 
本のための資料を整理する日々はひたすら続き初めてパリに行った時の日記を読み返す。まだ19歳だった私のほとばしるような感激と長く温めて来た渡仏への熱い想いがページに溢れ懐かしさがこみ上げる。クオ・ヴァディスの方眼ノートと地下鉄の定期、カルト・オランジュ・・・、大切な青春の宝物。

 

 

 
 
マシュマロやオート・ミール、お餅やういろう・・・、真っ白で柔らかいモノが好きな私。フランスのデザート、イル・フロッタンは浮島を意味する素敵なスィーツ、久しぶりに我が家で作ってみる。ふわふわのメレンゲの島が真っ白なミルクの海に浮かぶ・・・、何ともファンタジックな夢のデザート。

 

 

   
 
 
お祖父さまの代からお世話になっている軽井沢のらく焼きの老舗、毎年楽しみにしている先代のお母様がお作りになるジャムを頂く。果物からお庭で育てていると伺いそのこだわりが美味しさの秘密?コンポートのような小さな無花果、自作の器に盛りつけハーブティーをお供に。

 

 

 
 
サンジェルマンにあるコスチューム・ジュエリーの「FABRICE」は今もマダム御用達のの伝説的ブティック、オリジナルのジュエリー・ケースは父のパリ土産だった。当時パリに滞在していた父から時々届く小包みは「憧れのパリから届く魔法の箱」であり、既にジュエリーデザイナーになりたいと思っていた6年生の私には夢のようなプレゼント。「どっちがいい?」と母に聞かれてさんざん迷って決めたグリーンの柔らかなビロードの感触に感激した。中に入れるジュエリーは自分で作ったビーズのネックレスや縁日で買った指輪くらいしか持っていなかったけれど、母が指輪を並べるビロードのバトンを作ってくれたことも懐かしい思い出。

 

 

 
 
懐かしい三越のケースに入った祖母の形見の眼鏡、内側には時代を感じるMITSUKOSHIのロゴ入りネームシール。私は眼鏡をしないのでレンズを外してネックレスに作り替える。夏の装いにちょっと面白いアクセントになりそうなネックレス、優しかった祖母と一緒に居るようで嬉しい。

 

 

   
 
 
フランスのお土産に頂いた大好きなお菓子、カリソンはフルーツの砂糖漬けとアーモンドにオレンジの花の水などを練り合わせて焼いた南仏プロヴァンス地方の伝統的な焼き菓子。宮廷の菓子職人が王様の結婚式のために発案した「幸せのお菓子」とも呼ばれるカリソン、真っ白なグラスロワイヤルと鮮やかな黄色の組み合わせが華やか。フランス人の陶芸家の友人の作品にのせて素敵なティータイム。  

 

 

 
 
今月はフランスやイタリアからと次々に友人たちが訪日、東京をご案内する日々が続く。イタリア人の建築家の友人からローマのお土産に頂いたチョコレート。シナモンやペペロンチーノなどの珍しいフレーバー、美しいパッケージもB教授らしい素敵なチョイス。

 

 

 
 
 
フランスの野趣あふれる苺も美味しいけれど、日本の「品種改良の粋を集めた」ような苺の素晴らしさ・・・、外国人が驚くのも無理はない。オブジェのような美しさと驚くほど揃った粒、食べてしまうのがもったいない。

 

 

 
 
 
京都から買って来た八つ橋に粒あんを巻いて手巻き寿司のように頂く。固い瓦のような八つ橋もニッキの香りが香ばしくて美味しいけれど、柔らかいふんわりした味が好きな私にはやっぱり生八つ橋。楽しかった京都を思い出しつつ濃い日本茶を併せて頂く。

 

 

   
 
 
新型コロナウィルスの感染拡大による自粛が続幾美術館にも行かれない・・・。そんな中、友人から素敵なプレゼントが届く。北欧のフェルメールと言われるデンマークの画家「ヴェルヘルム・ハマスホイ展」のミュージアムグッズ、私もぜひ観たいと思っていた展覧会だけに臨時休館でがっかりしていたのでなおさら嬉しい。何よりは美しい便箋に美しい文字が並ぶ心の篭ったお手紙、こんな同級生の存在に心から感謝する。

 

 

 
 
 
甘いものはあまり頂かなかった私もノンアルコールになってから少しずつお気に入りのスィーツが増える。和菓子なら餡子モノ、洋菓子ならさっぱりした薄味のタイプが私好み。バーム・クーヘンや資生堂パーラーのチーズケーキをルイボスティーと共に。

 

 

 
 
 
母が召天してから5年の歳月が流れる。あっという間のような、遥か昔の事のような・・・、不思議な時間感覚の体験。頂いたプリザーブドフラワーの中で色が朽ちない2つを残してアクリルのケースに入れる。大切な方からの贈り物はしまい込まずに飾ることに・・・。

 

 

 
 
 
自粛の続く週末、幼馴染みの来訪はいつになく嬉しい。外食が出来ない今、お家グルメと話題の高級食パンをお土産に頂く。何とも芸術的な姿に切ってしまうのがもったいない。専門店のような超厚切りのフレンチトーストを作ってみたい。

 

 

   
 
 
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今年は早い桜の開花、あっという間に満開を迎える。祖母の形見の大きな京扇子、華やかな桜の柄が美しく毎年飾ろうと思う頃にには桜の季節が過ぎている・・・、それほど桜の季節は短くはかない。今年は外出自粛でお花見は出来ないけれど優しかった祖母の思い出と共に心温まる小さなお花見の気分のテーブル。
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